オフィスの書類整理がもたらす3つのメリット

まずは、書類整理を行うことで具体的にどのようなメリットが得られるのかを見ていきましょう。以下の3点を押さえておくだけでも、整理の重要性を実感できるはずです。
業務効率の向上と時間の節約
書類がどこにあるのかを瞬時に把握できれば、探す手間を最小限に抑えられます。
必要な書類が見つからずに探す時間が無駄に増えることは、作業時間やコストが大きくかさむ原因となります。逆にきちんと整理されていれば、案件別にファイルを取り出すだけで必要な情報をすぐに確認でき、業務フローに余裕が生まれます。
特に社内で回覧や共有を行う資料が多い場合は、部門ごとやプロジェクトごとに分類して整理整頓しておくと、誰でも同じ手順で必要な文書にアクセスしやすくなります。必要なときに必要な資料を素早く取り出せるため、作業スピードが大幅にアップし、従業員のストレス軽減にもつながります。
情報セキュリティの強化とリスクの軽減
書類整理は情報漏洩リスクを減らすうえでも不可欠です。
重要書類や機密資料がデスクや引き出しに散在すると、紛失や誤って他者に閲覧される危険性が高まります。
きちんと分類し、アクセス権が決められた保管場所(鍵付きのキャビネットなど)に集約させることで、書類の安全性を保ち、企業の信頼性を向上させることにつながります。不要な書類を適切に処分することもセキュリティ対策の一つです。
企業イメージと快適な職場環境の改善
訪問者の目から見ても、整理されたオフィスは清潔感やプロフェッショナルさを強く印象付けます。
さらに、従業員自身も整然とした環境で働くことで、モチベーションを維持しやすくなり、業務への集中度が高まります。オフィスの雰囲気がよくなるとコミュニケーションも円滑になり、職場全体の生産性向上につながるでしょう。整理整頓されたデスクは、創造的なアイデアを迅速に実行するための基盤ともなります。
書類整理を始める前に知っておきたい基本の4ステップ

実際に書類整理を行う前に、まずは基本的な流れを把握しておきましょう。この4つのステップに沿って進めることで、短時間での整理が期待できます。
STEP1:全ての書類を保管場所から取り出す
最初に行うべきは、棚や引き出し、ロッカーなど、あらゆる保管場所から書類をいったん全て集めることです。
一見、面倒に感じるかもしれませんが、取り忘れの書類を後から見つける手間を考えれば、最初に全てを出して全体量を把握しておくのが効率的です。こうすることで、整理のゴールを明確にイメージしやすくなり、要る書類と不要な書類の区別がつきやすくなります。
STEP2:要る書類・要らない書類を仕分ける
集めた書類を次に必要な書類と不要な書類に区分します。この分類の際、以下の基準を参考にしましょう。
- 不要(処分):古いバージョンの資料、期限が切れたカタログ、使用しないメモなど
- 必要(保管):契約書、法的に保管義務がある書類、現在進行中の案件資料、使用頻度の高いマニュアルなど
個人情報や機密性の高い書類が含まれている場合は、シュレッダーなど適切な処理をすることでセキュリティリスクを防ぐことができます。
STEP3:分類と保管の方法を決定する
要る書類が判明したら、利用頻度や種類に合わせて分類しましょう。
案件別や部門別、あるいは「使用頻度が高い」「長期保管が必要」など書類の特性に合わせてフォルダリングすると、必要な情報をすぐに取り出せる仕組みが作れます。
分類後は、それぞれの保管場所と管理ルールをあらかじめ決めておくと、整理状態を維持しやすくなります。ロッカーや引き出しのどの場所を定位置にするかを明確にすることが重要です。
STEP4:不要書類の処分・廃棄でクリーンな状態に
最後に仕分けした不要書類の廃棄やリサイクルを徹底的に行い、オフィスをクリーンに保ちましょう。
機密書類はシュレッダーにかけ、データ化が可能なものはスキャン後に処分するのも有効です。常に最新状態の資料だけを保管しておくことで、オフィススペースを有効活用しながらスッキリとした環境を保ちやすくなります。
書類を効率よく分類・ファイリングする3つのコツ

書類整理を継続するには、効率的な分類やファイリング方法を身につけることが重要です。下記のポイントを押さえて、取り出しやすさを実現しましょう。
案件別・部門別など一貫した分類ルールを適用する
日々新たに発生する書類をストレスなく片付けるためには、無理のない分け方とルール作りがカギになります。
プロジェクトや部門ごとにファイルボックスやバインダーを用意しておくと、書類を探す際にどのカテゴリを開けばいいか瞬時に判断できます。特に、チームで共有する書類や引き継ぎが多い場合は、誰が見ても分かりやすいようにラベルや見出しを付けて整理整頓しておくのがおすすめです。
保存期間を設定し定期的な処分を習慣化する
法律や社内規定などで保管期限が決まっている資料は、その期限を明確にしておくことが大切です。
- 保管場所の決定:保存期間が長い重要書類ほど、保管スペースを確保しやすい奥まった場所に集めると管理がしやすいでしょう。使用頻度の高い書類はデスク周りの引き出しなどに保管します
- 定期的な棚卸し:定期的に期限切れの書類を処分する習慣をつけておけば、不要な書類が増えていく事態を防げます。月ごとや四半期ごとなど、一定のサイクルで見直しを実施しましょう
クリアファイルや見出しで検索性を高める
ファイルは適切なラベル付けを行い、更新頻度の高い資料はすぐアクセスできる場所に留めておく工夫があると便利です。
薄い資料や頻繁に参照しないものはクリアファイルにまとめ、見出しタグを付けると一目で内容を把握しやすくなります。分厚いバインダーをいちいち開く必要がないため、カジュアルな検索性が確保できる点でも使い勝手が良い方法です。
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デスク周りの整理整頓術とフリーアドレスでの対応

デスク周りが整然とすると、作業に取りかかる時のストレスが減り、業務効率がさらに高まります。次のポイントを参考に、快適なデスク環境を作りましょう。
頻繁に使用するアイテムの定位置を決める
毎日利用する文房具や、よく参照する資料は、手の届きやすい場所にまとめて保管します。
必要なときにすぐ見つかるように定位置を決めることで、机上を探し回る無駄な時間を排除できるでしょう。パソコンや書類、文房具、周辺機器など、デスク上には多様なアイテムが集まりやすいものですが、整理が行き届いているとすぐに作業に取り組めるだけでなく、同僚とのコミュニケーションもスムーズに運びます。
帰宅前や業務終了時のリセットを習慣化
シャットダウンや退勤の前に、その日の使用書類やアイテムを片付ける習慣をつけておくと、翌朝すっきりした状態で仕事を始められます。
わずか数分のリセットでも、これが習慣化されて蓄積されると大きな違いが生まれます。特に資料が多い業務であっても、この定期的な片付けを徹底することで常に整理されたデスクを保つことが可能です。
フリーアドレスでも効率的に片付ける方法
フリーアドレス制のオフィスでは、自分専用の引き出しがない場合が多いため、持ち歩く道具を最小限にする工夫が求められます。
- ロッカーの活用:個人ロッカーを最大限に活用し、業務に必要なアイテムのみを収納します。不要な私物を持ち込まないことが重要です
- 持ち運び可能なアイテムを選ぶ:ファイルボックスや仕掛かりボックスなど、持ち運びや収納がしやすいアイテムを選び、使い終わった資料はすぐにロッカーに戻すようにしましょう
書類整理をサポートする便利アイテムとペーパーレス化

書類整理を助けてくれる便利な道具を取り入れると、日々の片付けが楽になり、継続しやすくなります。また、根本的な解決策としてペーパーレス化も視野に入れましょう。
オフィスの書類整理におすすめのアイテム
ツールをうまく活用することで、物理的な書類へのアクセスが格段にスムーズになります。
- ファイルボックス・バインダー:複数の書類をテーマ別や部署別に分けて保管でき、見た目も機能も整理しやすくなります。カテゴリラベルを付ければ、必要なときに素早く引き出せます
- 仕掛かりボックスやトレー:作業途中や処理待ちの書類を一時的に保管しておくためのアイテムです。机の上で混在しがちな書類をまとめて管理でき、業務の進捗管理にも役立ちます
- クリアファイル:一時的な資料の分類や、持ち運びの際に便利です。色分けやタグを活用すれば、さらに分類が楽になります
ペーパーレス化(電子データ管理)への取り組み
近年はクラウドシステムを活用した電子データ管理の利便性が高く、物理的な書類の減量につながります。
スキャンやOCR(文字認識)を導入すれば、紙の書類を電子化し、検索性とセキュリティを同時に高めることも可能です。データ共有ツールを使えば、遠隔地のメンバーとも速やかに情報を共有できるため、テレワーク環境でもスムーズな業務が可能です。オフィス全体のペーパーレス化を視野に入れ、不要な書類を処分する習慣をつけていきましょう。
書類整理を維持・定着させるためのポイント

一度きれいに整理しても、その状態を継続しなければ意味がありません。継続・定着のポイントを押さえて、常に快適なオフィスを保ちましょう。
整理整頓のルーティン化とルールの明確化
書類整理は全社員が同じルールで行うことで、どこに何があるか全員が把握しやすくなります。
「使用後は同日のうちに定位置にしまう」など、簡単でもルール化して共有することが重要です。定期的にそのルールを見直し、必要に応じてアップデートすることで、より良い状態を保ちやすくなります。整理整頓の習慣化が、快適なオフィス維持の鍵です。
定期的な棚卸しで不要書類ゼロを目指す
書類は放置するといつの間にか膨大な量になりがちです。
月ごとや四半期ごとなど、一定のサイクルでファイルや棚の見直しを実施し、更新が止まった資料や不要になった物を処分しましょう。継続的に棚卸しを行うことで、日々蓄積される情報から必要なものだけを残し、オフィスの生産的な空間を維持できます。
まとめ:快適なオフィスを維持するための書類整理を実践しよう
オフィスの書類整理は、業務効率や職場環境を左右する大きな要因です。本記事で紹介した基本ステップやテクニックを活用し、快適で生産的なオフィスを保ちましょう。
紙資料の量が多いと感じたら、まずは「要る・要らない」の分類から始め、その後、使いやすいファイリングを徹底します。基本的なステップを押さえたうえで、帰宅前のリセットや定期的な棚卸しといった継続できる仕組みを設けましょう。
書類整理をきっかけに、オフィス全体のワークフローも見直し、より快適で成果を出しやすい環境へとアップデートしてみてください。
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